1年中、うるおい肌をキープしたい方は必読!(クリック)

日焼け止めの「SPF」とは?正しい日焼け止めの選び方を解説

日焼け止めの「SPF」について、正しく理解できていますか?SPFの意味、正しい日焼け止めの選び方など、わかりやすくご紹介いたします!

   

日焼け止めのSPFって、どういう意味?

日焼け止め SPF
日焼け止めを買うときに、「できるだけSPFの高いものを!」と、選んでいる方が多いと思います。

でも、その「SPF」の意味、きちんと理解できていますか?SPF30とSPF50・・・とりあえず、SPF50の方が強そうだからこっち!と、選んでいませんか?

SPFの意味、正しい日焼け止めの選び方をご紹介いたします!


日焼け止めのSPFとは、紫外線防御指数の略称です

日焼け止め SPF
SPFとは、Sun Protection Factor(サンプロテクションファクター)の略です。

サンプロテクションファクター=紫外線防御指数です。

これは、「紫外線を浴びたときに、お肌が赤くなるまでの時間をどれだけ長く伸ばせるか」ということを表した数値になります。


   

日焼け止めのSPF1=20~25分間、日焼け止め効果があります

日焼け止め SPF
SPF1=20~25分、という指標があります。

これは、何もつけない状態で太陽の下にいるときよりも、20~25分間、日焼け止め効果がある、ということになります。

よって、SPF30の場合、20×30=600分という計算となり、約10時間、日焼け止め効果が持続するという計算になります。

SPF30で10時間日焼け止め効果が続くなら・・・塗りなおす必要ないやん!と安心した方、これは、「日焼け止め効果がある正しい量を塗った場合」の数値になります。




日焼け止めのSPFを最大限発揮する、正しい使用量

日焼け止め SPF
SPF1=20~25分間、日焼け止めの効果を持続させるためには、1平方センチメートル当たり、日焼け止めを2mgずつお肌に塗ったときの値となります。

1平方センチメートルとは「1cm×1cm」の正方形の面積になります。

お肌の1cm×1cmの面積に、日焼け止めを2mg塗るのが、正しい量です。2mgとは、0.002gです。・・・全然ピンッとこない量です。

例えば、A4(1枚)で考えた場合・・・
A4用紙の表面積:21(cm)×29.7(cm)=623.7(㎠)

1㎠あたり、日焼止めの量2mgが適正量なので、A4用紙に塗る日焼け止めの正しい量は、623.7㎠×0.002g=1.2474gという計算になります。

1円玉の重さが1gなので、それよりもすこし多い量!という結果になります。

大体、顔の大きさがA4の大きさと例えられることがあるので、顔に塗る日焼止めの正しい量は、1円玉よりも少し多い量!と言えそうです。


日焼止めのSPF値が高いものは、お肌への負担も大きいです

日焼け止め SPF
SPF効果として、日焼け止めに配合されている成分は、大きく分けて2種類あります。

★紫外線吸収剤・・・肌荒れの原因になる
★紫外線散乱剤・・・肌の乾燥を招く恐れがある

SPF値が高い日焼け止めは、これらが多く配合されているため、お肌への負担も大きくなります。


日常使いには、SPF30程度をこまめに塗りなおすのがおすすめ!

日焼け止め SPF
SPF50を使っておけば安心!と思いがちですが、その分お肌への負担も心配です。SPF50の場合、20分×SPF50=1000分=約16時間ということになります。16時間も、外に出っぱなし!ということは、そうそうないですよね。

日常使いなら、SPF30程度をこまめに塗りなおす方が、日焼けもしっかり防止でき、お肌への負担もすくなくすみます。

海や山登り、キャンプやBBQなどのレジャーの際は「SPF50」、普段の生活では「SPF30」を使うなど、ご自身のライフスタイルに合わせてSPF値を選ぶことが大切です。