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【請求側】PayPalの定期支払いを再開する&未払い金を回収する方法を解説

なっちゃん
オンラインサロンの運営を手伝っているなっちゃんです。

あるオンラインサロンの運営を手伝っており、定期支払のシステムでPayPalを利用しています。

 

  • ユーザーがカードを変更したとき
  • カードの有効期限を変更したとき

などなど、PayPalから支払いが一時停止する旨のメールが届くことがあります。

こうなった場合、

  • ユーザー側で再開処理をしてもらう
  • こちら側で、支払い再開の設定をする

のどちらかの処理が必要です。

 

今回、ユーザーから「支払い再開してほしい。自分ではわからないから…」と言われたので、こちら側(請求側)での処理方法をPayPalに電話して伺いました。

  • 請求側で、一時停止されたユーザーの定期支払を再開する方法
  • 未払いになっている金額を再請求する方法

について、まとめます!

 

   

請求側で、一時停止されたユーザーの定期支払を再開する方法

請求側で、ユーザーの定期支払を再開するための手順を説明していきます!

 

まずは、ユーザーの現在の状況を確認していきます。

PayPalの管理画面にログインし「ツール」をクリックしてください。

 

「定期支払い」の「開く」をクリックします。

 

「一時停止」をクリックしてください。

一時停止中のユーザー名をリストで確認することができるので、再開したい顧客名をクリックしてください。

 

顧客の詳細ページに飛びます。

矢印で刺しているところが「一時停止」になっています。

 

ページ右下の「変更」をクリックします。

 

「このプロファイルが一時停止されるまでに認められた支払い未納回数」が1回になっていると思うので、2回に変更して保存をクリックします。

これが1回のままになっていると、永久に支払いが再開されません。

 

変更後、「再開する」をクリック。

 

別ウィンドウが出てきます。

「設定を再度有効にする」をクリック。

 

「一時停止」状態からアクティブに変更されました!

これで、支払い再開の処理は完了です!

 

支払いが「一時停止」になってしまう理由

私が携わっているオンラインサロンの経験上…

  • カードの支払いが滞っていた
  • 有効期限が更新されていなかった
  • 支払限度額によって引き落としができない

こんな理由で、定期支払が一時停止するケースがありました。

 

  1. 何らかの理由で、定期支払の引き落としがされない
  2. 定期支払が一時停止になる
  3. ユーザーが、カード情報を正しいものに更新
  4. 「このプロファイルが一時停止されるまでに認められた支払い未納回数」が1回(初期設定)になっているので、引き落とし処理がされない
  5. 結果、定期支払が再開されない
  6. ユーザー側は「カード情報更新している」、請求側は「一時停止」のまま

こんな流れが起きてしまっていたんです。

 

今回、「このプロファイルが一時停止されるまでに認められた支払い未納回数」が1回になったままだったので、ユーザーがカード情報を更新した後にPayPal側が再請求をしてくれていなかったんです。

 

この回数を「2回」に変更することで、「最初の失敗→ユーザーが情報更新→もう1回請求」と、再度PayPalが請求を再開してくれるようになりました。

 

未払いになっている金額を再請求する方法

「一時停止」になっている間に、未払い金が発生しているケースがあります。

その場合の再請求方法も併せて紹介しておきます。

 

まず、さきほど支払い再開したユーザーのページを見てみましょう。

未払い金(回収できていないお金)があることがわかります。

 

変更ボタンをクリック。

 

「未納の支払いを次回の請求に追加する」の項目で「はい」を選択して保存。

これで、次回の請求時に未払い金の回収ができます。

 

   

放っておくと、ずっと請求されないケースも!

1回「一時停止」になったら…

  • ユーザー側で再開処理をしてもらう
  • こちら側で、支払い再開の設定をする

どちらかをしなければ、ずっと支払いは滞ったままになります。

ぜひこの記事を参考に、支払い再開を円滑に進めてくださいね!